新卒獣医師に「揺るぎない知識・経験・自信」を与えてくれる。

野本 賢獣医師

症例数の多さ、学べる環境に魅かれた

大学は北海道でしたが、実家が東京ということもあり首都圏の動物病院への就職を希望しました。ある程度規模が大きく、症例数の多い病院というのが希望条件でした。当院へ実習に来た時の印象は、スタッフの方々がとても楽しそうに仕事をしていて、仲が良さそうに感じましたね。
辻堂犬猫病院は腫瘍、整形、循環器の分野に関して専門の先生がおり、働く上で自身にとってプラスの知識が得られると感じ就職を決めました。海が近くでおしゃれな街なので、休日も楽しめるのもこちらに決めた理由の一つです。

ジェネラリストとして日々勉強中

朝は入院治療から始まり、午前、午後の外来診療、昼休みには手術に参加しています。人手が足りない時には動物の保定や処方する内服薬の作成も行っています。
今はまだ何かに特化するというよりは、極力苦手分野を作らないように心がけています。全ての分野において平均以上の知識を持てるように勉強しています。将来的には専門分野を見つけたいですが、それをどの分野にするかはまだ模索中です。外科手術をすることで術前はぐったりしていた子が術後元気になっているのをみると、外科の必要性と重要性を感じます。

1年間の裏方仕事が、揺るぎない「知識・経験・自信」を付ける

新卒入社の場合、他の動物病院に比べ、実際に飼い主様に外来で診察を行うのが遅いと思いますが、これはメリットだと考えています。周りの友人は、4、5月から診察をしているというのを聞くことがあります。当院では、約1年間は裏方に徹し様々な症例の検査、診断、治療を学んだ上で診察へ出るようになるので、外来の出始めでも不思議とどんな症例がきてもある程度対応することができます。何もわからない状態で診察に出るよりは、しっかりと準備してから診察に出る方が自分には合い、その方が飼い主様にとっても良いと思います。また、症例で少しでも迷いが出た時には、堀先生をはじめ先輩の獣医師に相談でき、一緒に考えてくれる環境があることも魅力に感じています。

飼い主様・動物たちの心に寄り添うことで、不安を解消したい

これは改善の余地があると感じていることですが、現状では飼い主様を長いお時間お待たせしてしまうことがあります。飼い主様は不安なお気持ちを抱えてお越しになっていますから、飼い主様の不安を解消し、納得してもらえるまで丁寧にお話するように心がけています。また、病気をしているのは動物たちなので、言葉の話せない動物たちの心に寄り添い緊張しないよう優しく接するようにしています。

当院だから学べる「臨機応変さ・視野の広さ」

動物病院で働くうえで、どんな緊急の場合でも対応できる臨機応変さ、視野の広さが不可欠であると感じています。最初から全部できる人はいません。当院は症例の多さや尊敬できる獣医師が在籍していることから、それらの能力を養うのに最適な職場だと思います。
周辺の生活環境もよく、休日も充実した生活が送れます。