看護部長として看護師やトリマーの働きやすさを求め続ける。

高草木 歩 動物看護師

実習に行ったその日に雰囲気に魅かれ、ここで働きたいと感じた

趣味のサーフィンで湘南によく足を運んでいたことから、病院名は耳にしていました。海に向かう道中で信号待ちをしている際に、「なんかいつも混んでいるなぁ」と横目に見ていた程度でしたが、たまたま休職中に当院が患者でもある友人と出会い、「あの病院、忙しそうだけど、雰囲気あうと思うよ!先生みんな優しくていい病院だよ。」とすすめられました。初めて実習に行った日に、すぐに病院の雰囲気に魅かれ「なんか大変そうだけど、ここで働きたい!」と強く思ったのを今でも覚えています。

動物・飼い主様のために一生懸命になる「姿勢と愛情」が当院のカラー

セカンドオピニオンや腫瘍科の症例が多く、来院されるのは重篤な動物が少なくなく、毎日が怒涛の日々です。自分の休憩時間や睡眠時間を割いて、動物たち飼い主様のために一生懸命になる姿勢は、院長でもある堀先生の姿勢や愛情が当院のカラーになっているのだと感じます。「うちは町医者だから」とよく仰っていますが、私はこの言葉が好きです。忙しい時も親身に話を聞き、飼い主様の気持ちになり動物の気持ちになり、みんなで相談し意見交換します。
動物に接するスタッフたちを見て、動物が好きなんだなぁと感じることがとても多く、やはり好きじゃないと出来ないお仕事だと思います。

決して楽ではない仕事内容も動物好きだから苦にはならない

仕事内容は本当に多岐に渡ります。院内清掃・犬舎掃除など、雑務はもちろん、受付、発注業務、入院管理、診察補助、保定、検査、調剤、手術助手など専門的内容も多く、決して楽な仕事ではありません。当院に限らず、どれをとっても言えるのは、動物が好きじゃないとできないけど、動物が好きなら苦なく出来ると思います。

看護部長としてスタッフの働きやすさを大切にする

現在看護師は17名在籍しています。年齢や経験は様々です。来院される動物の性格や症状もまた同じように様々です。その中でよりよい看護をするためには、みんながバラバラの気持ちでは絶対にうまくいきません。また、マニュアル通りに動いてもうまくいきません。 私はつい自分の意見を主張してしまいがちですが、なるべくみんなの意見を聞けるように、自分が悩んだ時に相談することで、逆に相談してもらえる立場になれたらと思っています。
病院の規模拡大に伴い、スタッフの人数も増え症例数も多くなったことから、看護師間の情報共有を目的に1日1回の看護師会議を導入しました。1日の終わりに症例報告やその日にあったこと、問題点や引き継ぎなどを10分程度話し合います。その場では後輩たちも積極的に発言し意見交換をしています。
この会議を導入し良かったいう声があがり、病院やみんなの気持ちが少しでも良い方向に向かっていると感じた時は、管理職としてのやり甲斐を感じました。

看護師でも技術を身に着けることができる

トリミングやオペなど、積極的にやりたいことができます。私は犬を飼育していますが、咳がひどく森先生に診ていただいたところ肺腫瘍と診断され、数日後には開胸手術をしました。堀先生に執刀していただき、自分も器具出しとしてオペに関われたときは、当院に出会い、働くことができ良かったと強く思いました。
1次診療施設ではなかなか出来ない腫瘍外科や、整形外科の手術に携わり、看護師でも技術を身につけることができることは当院の魅力であり、やり甲斐を感じます。

まずは実習にご参加を。不安や苦手意識を吹き飛ばしてくれます

スタッフはとにかく明るく仲が良く、仕事も遊びも一生懸命です。ハードワークをこなし、お休みの日には山に登ったり、サーフトリップに行ったりしています。これ程人数がいるのに、この雰囲気を保てるのは、堀先生と樋口先生の仲の良さとみんな犬猫が大好きということです。
スタッフの人数が多いのは苦手、忙しいのは苦手、のんびり働きたいと思う方もいらっしゃるかと思いますが、少しでも当院に興味を持たれたら、ぜひ1度実習にいらしてください。きっとその不安や苦手意識をふきとばせると思います!笑いの絶えない明るい動物病院です。